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のらぼう菜   

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このところ冬に戻ったような寒い日が続き雪まで積もったが、春の息吹きがそこここに溢れてきた。

昨年、団地の昆虫博士Aさんからタネを分けてもらって蒔いた「のらぼう菜」が勢いよく伸びだしている。菜の花の一種で味がいいと聞いていたが、食べると茎も柔らかくて苦味は少なく本当に美味しい。

ネットで調べてみると、「のらぼう菜」は江戸時代に幕府から勧奨を受けて関東平野各地で作られていた野菜で、最近になって見直されてきているものらしい。

味については、“柔らかい花茎にはほのかな甘味があり、他の菜花類のような苦味やクセがない。ゴマ和えや、おひたし、味噌汁の実などによく、また油とよく合うので、炒めてマヨネーズで食べてもおいしい。茎立ち菜、トウ菜などと呼ばれる花茎を食べる野菜は、万葉の昔から日本全国に数多く有るが、食味の点では「のらぼう」がナンバーワンであろう。”と絶賛されている。

本当に美味しい菜花で、紹介してくれたAさんには感謝している。来年はもう少し沢山蒔いてみることにしよう。

by kuchan-nikki | 2010-03-11 10:14 | さいたま | Trackback | Comments(0)

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