バンコクのタクシー   

バンコク市内は以前から交通渋滞で有名である。 特に、「雨季休暇」明けで学校の始まった11月1日からは朝晩の渋滞がひどくなった。タイでは親が子供を学校へ送り届ける習慣があるそうで、親が動けない子供はオートバイやツクツクと称する三輪タクシーのうしろに乗って学校へ向かっている。 今回の旅行では、バンコク市内観光はゴルフのあと、夕刻から行動することになったので、この交通渋滞にいやというほどつき合わされた。

10月31日午後、王宮付近の有名寺院の観光に向かった。 そこへ行くのにBTSと称する高架鉄道で近くの駅まで行き、そこからタクシーを利用した。 例によって渋滞に巻き込まれているうちに、運転手が 「寺院の入場は午後5時までなのでもう間に合いません」 という。 「困ったな~どうしようか」 と悩んでいると、運転手から 「クルーズで川から3つの寺院の夜景を見るのはいかが」 と提案があった。

2000バーツ(約6000円)はちょっと高いけれど、それも面白いかと運転手に任せることにして川べりまで車を走らせた。 しかし、最近の洪水のため付近は水浸しで船着き場は閉鎖されていた!!

「仕方ない、外から夜景でも見るからワット・ポー寺院の近くまでやってくれ」 と運転手を急かせて車を走らせた。 ひどい渋滞の中、かれこれ1時間半ほどもタクシーに閉じ込められていただろうか。 王宮近くで車を降りると、運賃は500バーツ(約1500円)だという。 高いのか安いのか、運ちゃんはメーターを倒さずに走っていた!のである。 ここは太っ腹に 「男4人で市内視察をしたと考えれば高くもなかろう」 と500バーツを支払って運転手を解放した。

タクシーを降りて、ライトアップされた王宮周辺やワット・ポー寺院の外観を眺めながら歩いていると、 「まだ入れるよ!」 という叫び声。 なんと!ワット・ポー寺院が夜間開放されていたのである。

c0013438_9513935.jpg
金色の釈迦涅槃像。

c0013438_952869.jpg
金色に輝く仏塔。

c0013438_9523051.jpg
きらびやかな本堂内部。白衣の尼さんと説教をする僧。

c0013438_9525171.jpg
チャオプラヤー川を挟んで西岸に聳えるワット・アルン(暁の寺)のライトアップを遠望。

タクシーの話には後日談がある。
帰りの飛行機の中で、ガイドブックを眺めていた◎◎さんが 「ひょっとして、あのタクシー運転手にだまされたのではないか」 と言い出した。 ガイドブックには 『今日は寺院が閉まっている日だ』 などど偽って市内を乗り回し高額の運賃を要求する悪質なタクシーがいるので注意!と書いてあった。

あの若い運転手に騙す気があったのか、ワット・ポー寺院の夜間解放を知っていたのかどうか、今となっては分からないが、結果として、怪しげな2000バーツの舟には乗らず、500バーツのタクシー代で市内の渋滞状況視察ときれいな夜景を存分に楽しんだ思い出深い夜であった。
[PR]

by kuchan-nikki | 2010-11-09 10:23 | 旅・レジャー | Trackback | Comments(1)

トラックバックURL : https://kuunikki.exblog.jp/tb/15427305
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by トリップアドバイザー倉根 at 2011-07-06 17:02 x
kuchan-nikki さま

はじめまして。トリップアドバイザーの倉根と申します。
突然のコメントにて失礼いたします。

弊社、トリップアドバイザーは、世界各国・日本国内の旅行やホテルの世界最大の口コミ情報サイトです。当サイトにブログを掲載してくれるブロガーさんを探していたところ、kuchan-nikki さまのブログにたどり着きました。

バンコクの記事、とても楽しく拝見させていただきました。タクシーはいいハプニングになりましたね。私は10年ほど前にバンコクやアユタヤを廻ったので、写真を見てとても懐かしく思いました。

是非、こちらのブログ記事を当サイトのおすすめブログとして掲載させて頂き、旅行好きな方々にご紹介させて頂けないでしょうか?作業は全てこちらで致しまして、もちろん費用も一切かかりません。

お忙しいとは存じますが、ご興味がございましたら、詳細をお知らせいたしますので、ぜひこちらのメールアドレス(mkurane@tripadvisor.com)までお返事いただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。
※このコメントは表示せず読んでいただくだけで構いません。

TripAdvisor Japan 
コンテンツチーム 倉根
mkurane@tripadvisor.com

<< “案内Thai” 大洪水のアユタヤ >>