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枝豆の大木??   

 2ヶ月前、家庭菜園仲間のIwさんから100粒の豆をいただいた。「農家の知人からいただいた豆です。毎日せっせと食べていましたが、新鮮な枝豆のタネになることが分かったのでおすそ分けします。」とのことだった。

 Iwさん初め、家庭菜園仲間の皆は早速このタネを蒔いた。私も試しに50粒ほどを蒔いてみた。タネは立派な苗に育った。普通の枝豆よりもスラリと背が高く、それはそれは見事に生え揃った。仲間の皆は100粒を蒔いて、その見事さを競っていた。毎日が楽しみであった。「大きくなったね。」と言うのが毎日の挨拶であった。この枝豆でビールを飲むことを夢見ていた。

 やがて枝豆は普通の枝豆よりも2倍も背が高く、枝分かれした大きな葉が風に揺れて、あたかも生垣のようになった。この頃の会話は
「この豆はなかなか花が咲かないね。」
「いや、その内に咲きますよ。こんなに立派に茂っているんですから。」
「少し花が咲き始めましたよ。」
「そうでしょう。今に大きな枝豆ができますよ。」

 今朝、Iwさんが大きな枝豆の木?の束を抱えてゴミ捨て場を往復していた。
「どうしましたか?」
「いや、もう諦めました。やっぱり実がならないですね。」

 菜園先輩のHsさんはもうすでに全部抜いてしまったという。すごく根を張っていて抜くのが大変だったらしい。 さ~て、自分はどうしたものか。 この先どうなるのか結果を見てみたい気もするし、枝が張って邪魔でもあるし・・・。 私の目の前には残った50粒ほどの豆がある。 これを炒ってかじりながらゆっくり考えることにするか・・・。

by kuchan-nikki | 2005-08-20 22:45 | さいたま | Trackback | Comments(0)

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