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50周年   

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京都に来ている。大学の原子核工学の教室が出来て50周年の行事に参加。
この50年間の原子力を取り巻く環境の変化は激しい。

50年前は”夢の原子力”。鉄腕アトムが活躍していた時期だ。官民挙げて原子力開発に総力を上げて取り組んだ。「大阪万博に原子力の火が灯った!」などと言う記事が新聞紙面に踊っていた。

そして、高度成長と期を一にして原子力発電所の建設ラッシュ。何基もの発電所を平行して設計建設した。みんな猛烈に忙しかった。猛烈に残業もした。夜の10時になっても課の殆どの社員が残っているという、今なら信じられない状況があった。

1979年、突如として、米国スリーマイルアイランド(TMI)の事故が発生。原子力開発に大きく水を注される。そして、1986年、旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所の事故が致命傷となり、原子力は大きく信頼を損ねることとなった。

国内でも、電力会社やメーカーの不祥事が重なり低迷に輪をかけた。ようやくこのところ、長い反省の時期を踏まえて、地球温暖化の救世主の一人として、炭酸ガスを発生しない原子力が世界的に見直されてきている。

一部には”原子力ルネッサンス”などという言い方がされているが、そんな言葉で浮かれていると、又何が起こるかもしれないと危惧する。

写真は、壇上に並んだ現在の教授連。もう私の知っている人は誰もいない。
明日はゴルフの好きな旧い先生方を含めて滋賀県でコンペ。

by kuchan-nikki | 2007-10-13 21:52 | ひとこと | Trackback | Comments(0)

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